□可愛い嫉妬
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今日は、彼氏のリョーマと一緒に帰る日!!
だから私は校門でリョーマを待ってる。

「きゃ―!リョーマ様あ!」

「…うるさいんだけど。」

リョーマと一緒に帰れるからという理由でにやけ顔になりつつある私の耳にそんなやり取りが聞こえてきた。

おなじクラスのともちゃんとリョーマの声だ。

な―んか遠くから見てると、ともちゃんとリョーマがラブラブのカップルにしか見えないっorz

「ねえ、待った?」

私が色々考えているうちにリョーマが隣にいた。
あれ?ともちゃんは?
…ま、いっか!
でも…ちょっとムカついたからリョーマに意地悪しちゃおう!

『ううん。別に。』

わざと少し冷たくしてみる。

「なんか怒ってる?」

『ううん。』

「うそ。」

『……。』

「あ、わかった。さっき俺が女子と喋ってたからでしょ。」

くそっ!
ばれてるし。
どうしよう!?なんて答えようか…

ぎゅ…

体が熱くなる。
なぜならリョーマが抱きしめてきたから。

「可愛い。…そうゆうの嫉妬っていうよね。」

『…っ///』









―可愛い嫉妬
(あ、カルピン)
ぎゅっ なでなで
(……)
(クスっ。また嫉妬?)
(ち…違うもん!)






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