イナズマイレブン
□ヒロト君が女の子になりました☆
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コンコンッ
誰かがドアを叩いている。しかし、今日の練習は休みだ。俺は睡魔に勝てず二度寝を決め込んだ。誰かは分からないけど、すまない後にしてくれ。
ゴンゴンッゴンゴンッ!!
「風丸君!!助けて!!」
その声に俺は飛び起きた。すごく聞き覚えのある声がとても焦っていた。
「ヒロト!?」
「か、かぜまるくぅん」
急いでドアを開ける。
目の前には顔が涙目のヒロトがいた。とりあえず俺はヒロトを部屋の中に入れた。ヒロトはドアを閉めるとすぐに俺に抱き付いてきた。おもいっきり抱きしめるのであばら骨がミシミシいっている。悪気はないんだろうけど、ヒロトが泣いている理由を聞く前に俺が天国に行ってしまいそうな気がする。
「ヒ、ヒロト……」
「か、風丸君!!し、しっかりして!?」