eternal love

□vol.1
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『は、はじめまして。高羽小菊と申します。今日から東條小菊になります。宜しくお願い致します』


突然現れ、玄関先で深々と頭を下げているこの女を、俺は冷ややかな目付きで見ていた


そんな俺の視線に気付いたのか、頭を上げた女は怪訝そうな顔をした


チッ


舌打ちをして女の顔を覗き込む


「てめぇ、歳は幾つだ?」


『…17歳です…あ、あの…顔が…近いです』


オイオイ…
顔を近付けただけでこの反応…
おもしれぇじゃねぇか!?
からかい甲斐があるってもんだ


俺はほくそ笑み、早速コイツをからかう事にした


「何なら…キスするか?」


唇が触れるか触れないか位の距離まで近付けると、コイツはギュッと目を閉じ微かに震えていた


キスをする事無くコイツから離れた俺は


「キスぐれぇで一々固まってんじゃねぇよ。この先が思い遣られるじゃねぇか…」


すると、意味が解らないと言わんばかりに首を傾げ、俺に問う


『この先…ですか?』


「この先、夫婦がする事っつったらセックスしかねぇだろ?」


『セッ……!!』


驚きのあまり、続きの言葉を発する事無く、コイツは頬を紅潮させながら俯いた


「俺とてめぇは、今日から夫婦になるんだろうが。だったら今から、てめぇを抱いてやるよ」


俺はコイツの腕を掴むと、強引にベッドルームへと連れて行き、ベッドに押し倒すと上から覆い被さった


『きゃっ…』


最初は驚いた表情で俺を見ていたが、覚悟を決めたのか…静かに瞳を閉じた


「ククッ、安心しろ。てめぇみてぇな小便くせぇガキ、抱く気にもならねぇんだよ」


コイツの耳元で意地悪く言い放つと、俺はベッドルームを後にした



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