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拍手お礼小説です。





スキンシップじゃなくて
セクハラです。






私の彼女は変態です。
言動、行動の全てに於いて変態なのです。


付き合う迄は、全然そんな素振りは見せませんでした。可憐で清純…純真無垢な子だと思ってましたからね。


でも違ったのです。
彼女は変態だったのです。


彼女のエピソードを、幾つかご紹介致しましょう。





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彼女の朝の挨拶は、人と少し変わっているのです。


自分で言うのも何ですが、アスリート並に鍛え上げた私の躯は、体脂肪率が一桁です。それが彼女のツボに嵌まってしまったらしいのですが……。


「おはよう、颯太くん。今日も良い大殿筋してるね。グフッ」


変態発言をしながら、彼女は私のお尻をまさぐるのです。貴女は何処かの会社の助平上司ですか! と、朝からツッコミそうになってしまいます。


「おはようございます。琴音さん、毎朝私のお尻を触るのはお止めなさい」


「……なんで?」


小首を傾げ上目遣いしながらも、一向にその手を止め様としないのは何故でしょうか…。


「……なんで、って。此処は電車の中です。公衆の面前なのですよ? しかも、女子が男子のお尻をまさぐってるなんて…どう考えても可笑しいでしょう」


「……え……。んな事ないよ」


何ですか…。その感情の入っていない棒読みセリフは。


「だってさ、気が付くと毎朝大好きな颯太くんのプリップリの大殿筋が、私の目の前にあるんだよ? そんなの愛でずには居られないじゃん。触らなきゃ損、損。グフッ」


そう言いながら、強弱を付けて揉まないで下さい。


「これは…あれだよ!」


「あれ、とは何ですか?」


「スキンシップ!!」


「……これは、スキンシップじゃなくてセクハラですよ!」


「テヘッ」


舌をペロッと出し、小首を傾げて笑う貴女は…。とても可愛いのですよ。不覚にも、胸がときめいてしまいました。


変態な貴女に溺れている私の方が、変態なのかもしれませんね。


「……っ!!」


私のお尻を触っていた彼女の手が、何時の間にやら前の方へ…。お止めなさい! 躯が反応してしまうではありませんか!


「……颯太くん、固い事言い過ぎ。硬くなって良いのは…此処だけだよ?」


その、少し潤んだ瞳で見つめないで下さい。しかも、私の大切な部分を揉みながら。


「琴音さん、お止めなさい」


「……なんで?」


「そ、それは…」


「フフッ。颯太くん…セッ○スしたくなっちゃったんだ?」


「セッ!!」


慌てて私は口元を押さえました。貴女の口からセッ○スなんて…。何て卑猥な言葉なのでしょう。


その間にも休まず蠢く彼女の手。私の欲望がムクムクと露になり始めた頃、彼女の指がファスナーに伸びていました。


こんな所でイケマセン!!
私は慌てて彼女の手を掴み離しました。


「……あん、意地悪。せっかく生で触ろうと思ってたのに……」


頬を膨らまし、口を尖らす貴女は小悪魔です。私を翻弄しないで下さい。


「……ねぇ、颯太くん。1時限目、サボっちゃおっか……」


そう言いながら、私の指に貴女の指を絡ませて来るのです。これは…私を誘っているのですね。彼女からの誘いを断るのは、如何なものでしょうか…。良いでしょう、そのお誘い受けて差し上げます。


私は絡み合った指に、合意の意味を込めてギュッと力を籠めました。


その時嬉しそうに微笑んだ貴女は、まるで天使の様でした。小悪魔になったり、天使になったり、本当に貴女は何て忙しい人なのでしょうか。


駅に着くと、私達は改札口に向かう人波に逆らい、ある場所へと向かいました。


彼女を外で待たせ、中に誰も居ない事を私が確認しに行くのです。居ない事を確認すると、私は彼女の手を掴み中へと誘いました。


貴女は躊躇する事なく、私に着いて来てくれましたね。


中に入り、一番奥の個室に私達二人で入りました。


ガチャッと鍵を掛けた瞬間、私は貴女に軽く突き飛ばされ、便座の上に座らされました。


私の太股の上に跨がり、手慣れた手付きで私のネクタイを緩めて行く貴女の姿は妖艶です。ゾクゾクしてしまうのです。


釦を一つ、また一つと外し最後の釦を外し切った頃には、貴女の呼吸が荒く乱れてましたね。


早く、と言わんばかりに私のシャツを開けさせ、肩からシャツを滑り下ろし腕からシャツを抜き、あっという間に私は上半身裸にさせられました。


そんな私の半裸体を、うっとり見つめる貴女の瞳は、それはそれは陶酔している様でした。


それに比例する様に、私の躯も反応してしまうのです。熱を帯びた私の中心が、貴女の秘部へ触れるほどに主張してしまいました。


弧を描きながら近付く貴女の唇から、私は視線を外せなくなりました。一度私の唇に触れたそれは、首筋へ降下して行き鎖骨に印しを残すと、そのまま右胸の突起を口に含みました。舌を使って口内でコロコロ転がし貴女は愛撫します。


左胸は、貴女の右手で弄ばれました。突起を摘ままれクリクリされたり、軽く引っ張り上げられたりもしました。その度、私の躯に電流の様なものが流れた事を、貴女は知らないのでしょうか。


「……はぁ、はぁ、凄い」


突起を舐めながら喋るのは止めて下さい。


「……何時見ても、うっとりしちゃう無駄の無い筋肉。逞しい上腕二頭筋に大胸筋、それから…綺麗に割れた腹直筋。何時もこれに抱かれてると思うだけで、私、濡れて来ちゃう」


腕から胸、そして私の腹筋を撫で回す貴女の指がそのまま降下して行き、カチャカチャと金属音を立て私のベルトを外して行くのです。ジジーッと音を立てファスナーを下ろすと、徐に下着の中へ指を滑り込ませました。


「……うっ……」


直に触れられた私の中心は、直ぐ其処まで限界が近付いているかの様に、パンパンで張り裂けそうになっていました。


早く! 私を貴女の膣内へ誘って下さい。


それを察知してくれたのでしょうか? 貴女は私の手を取ると、秘部へと誘導しました。


「……もう、ビチョビチョに濡れちゃった……。何時でも颯太くんのこれ、挿入出来るよ?」


再び下着の中へ入れた彼女の指が、私の中心を上下に動かす度に、快楽の波に飲み込まれそうになるのです。


貴女が言う様に、下着の上からでも判るほど其処はグッショリ濡れていました。何度か割れ目を往復した後、下着を横にずらし直に触れました。


「……あっ……んんっ……」


声が漏れるのを、必死に我慢する貴女が可愛くて仕方ありません。もっと…苛めたくなってしまいますよ。


くちゅくちゅと厭らしい音を立て、貴女の秘部は私の指を容易く飲み込んで行きました。


膣内でバラバラと指を動かせば、貴女はもっととねだって来ました。


彼女の膣内から指を抜き、私はズボンと下着を少し下へずらしました。熱を帯びバキバキになった中心が姿を現すと、彼女の喉が音を立て生唾を飲み込んだのが判りました。


一度床に足を着け立ち上がった彼女は、スカートを下ろすと左手で下着を横にずらし、右手で私の中心を掴むと秘部に宛がい、何度か割れ目に擦り着け愛液を馴染ませました。膣口に宛がうと、ゆっくりと腰を下ろして来ました。


ズブズブと根元まで私の中心が飲み込まれると、貴女はゆっくり腰を動かし始めました。私の首に腕を回し、厭らしく腰を振るのです。次第に荒々しくなる私達の息遣いが、お互いを昂らせるのです。


「……んんっ……」


舌を絡め合う、深く濃厚な口付けを交わしながら、私達は何度も交わり愛し合いました。


しかし、私は満足してませんよ?


この後、私達は一応登校しましたが、向かった先は保健室でした。この日は運良く保健医が居なかったので、思う存分愉しむ事が出来ました。


ベッドの上では、勿論私が主導権を握りましたよ? あんな事やこんな事までしました。たっぷり奥まで彼女の事を愛して差し上げましたからね。


最後の方は意識が無かったかもしれません。何度も何度もイかせましたから。嬉しそうに何度も鳴くのです。可愛くて仕方ありません。





変態に恋されてしまった私ですが、本当に変態なのは私の方だったのかもしれませんね。


もしかしたら…彼女が変態になってしまったのは、私が原因だったのではないでしょうか……。





title by 確かに恋だった





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