☆妄想部屋☆


□ある雨の日の出来事
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姫「ご気分を悪くされてしまったみたいです」

男「大丈夫ですか?」

老人「あぁ…心配をかけてしまってすまん。
このお嬢さんのおかげで少し良くなったよ。ありがとう。」

そう言って老人は笑顔を見せ、黒いスーツの男性に支えられながら立ち上がった


姫「良かった。では私は失礼しますね。」
笑顔を返し立ち去ろうとすると

老人「待っておくれ!良ければ名前を聞いてもよいかな?
助けていただいた方の名前くらい覚えておきたくてな」

そう微笑むと隣の男性から小さな紙を受け取り姫に差し出した。

(何だろう?電話番号…?)
姫「あの…これは?」
老人「もしも何か困った事があったら力になろう。
その時はここへ連絡をしておくれ」


ポカンと番号の書かれた紙を見ていると
老人「して、お嬢さんのお名前は?」

姫「あ…はい、姫と申します…」
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