高杉×土方
□知らぬが仏と言うけれど※R18
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※この話は管理人がふと思い付いて書いたモノです。この2人が3Zの生徒で、お付き合いしているという設定でお読み下さい。馴れ初めについてはまた追い追い書いていきたいと思っています。
ではでは、スタートです(ノ><)ノ
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ここは銀魂高校という少し…いや、かなり個性的な生徒と教師が集まった学校だ。
そんな学校の昼休みの屋上で―2人の青年が互いの唇を貪り合っていた。
すると片方の青年がもう片方の青年の胸板を軽く小突きだした。
だが、もう片方の青年はその抗議を無視して更に口づけを深くしようとしていた。
―そして…
突然、抗議を無視していた青年の唇がもう1人の青年の唇から離れた…否、強制的に離された。
「いッ…。テメェ…何しやがんだ。」
いきなり髪を引っ張られて、青年…高杉晋助は不機嫌そうに眉間にシワを寄せた。
「それは…こっちの台詞だ…!!俺を…窒息死させるつもりか!?」
ようやく解放されて、青年…土方十四郎はうっすら目に涙を浮かべて欠乏していた酸素を身体中に取り込んだ。
「お前…まだキスも上手く出来ねェのかよ。いい加減息の仕方くらい覚えろ。」
「なっ…!俺は普通だ!お前が異常なんだよ、ったく。身体にエラでもついてんじゃねェだろォなァ…?」
悪態をつく土方に、高杉は口角を上げニヤリと笑った。
「そんなモンねェ事は…テメェがよくわかってんだろ?なんなら今ここで確かめさせてやろォか?」
そう言って学ランの下のワイシャツのボタンに手を伸ばした高杉の腕を土方は慌てて掴んだ。
「バ、馬鹿かお前!!こんな所でそ…そんなコト出来る訳ねェだろッ。誰かに見られたらどうすんだよ!!」
「そんなコトって…何?」
「何って…」
頬を紅らめて言葉を探す土方を楽しそうに見つめる高杉。
「もしかして…俺にエロい事されるとか思った?」
「お前…!!」
高杉の表情を見て、からかわれていたのだとようやく気付いた土方は、掴んでいた腕を離そうとしたのだが―
「んッ…!?ふ、んん…ん、ふぁ…ん…」
逆に掴んでいた腕をそのまま引き寄せられ、再び口内に舌の侵入を許してしまった。後頭部を手でおさえられ逃げ場を失った土方は高杉になされるがまま。
先程よりも更に激しく舌を吸われ絡めとられて。苦しいのに気持ち良いという矛盾した感覚に身を任せているうちに身体に力が入らなくなって―
「おっと…。」
膝が折れ崩れた所を高杉に支えられた。
「大丈夫か、土方。」
高杉は、耳まで真っ赤になりながら荒い息をする土方の顔を覗き込んだ。
「大丈夫…な訳、ねェだろ…。」
「膝が笑うくれェ気持ち良すぎて…困るって?」
「なッ…!!それ以上喋んじゃねェ。離しやがれ!!」
「離せって…お前が俺にしがみついてんだけど?」
「…!!?」
無意識のうちに高杉の腕にしがみついていた自分の手が視界にはいって…。死にたい程恥ずかしくなり、土方は力任せに両手で高杉を突き放した。
「おいおい…自分からしがみついておいてこれはねェだろ。」
「五月蝿い!!元はといえばお前がいきなりキ、キスしてきたのが悪ィんだからな?苦しいだけで気持ち良くなんか―」
「俺は、気持ち良いぜ…?」
気づくと、突き放したはずの高杉は土方の目の前にいた。
「自分じゃ気付いてないかもしんねェけど…お前の舌、薄くて柔らかくて誘うみてェに紅くて。ずっと吸ってたくなるんだ。」
「な…に、言ってんだよ…!?」
高杉に真正面からあの鋭過ぎる目つきで見つめられ、土方は凍りついたように動けなくなった。
「セックスの時、お前無意識に俺の指を舌で舐めてんだけど…そん時どんだけ煽られてることか。本当、天然で誘ってくるよな…。」
当てられたように固まってしまった土方の薄く開かれた唇に、高杉の手が伸びた。
「ほら、今だってそんな顔して俺の事見て…。堪んねェよ。」
そして伸ばされた指が唇を割って口内を犯し始めた。
「ん、ん…ん…」
土方は侵入を許してしまったその指を舌で舐め、ちゅるちゅると唇を使って吸い始めた。
「エロ…。なぁ、お前も俺の舌の感触、敏感なトコロで味わってみるか…?」
そういうなり高杉は土方のズボンのベルトを外しファスナーを下げ、下着と一緒に膝の辺りまでズボンを下ろした。
「やけに大人しいと思ったら…こんなにしてたのかよ。はしたねェ奴だなァ?」
高杉の言葉に土方は顔から火が出る程恥ずかしかったが、それ以上に自分の中心に集まった熱をどうにかしてほしくて―
「たかすぎィ…らしたぃ。」
指をくわえたまま口角から唾液を垂らしながらねだった。