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□第一章
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慌てふためきながら身支度を整える彼女の名前は淡竜寺蘭。
今日から初めての1人暮らしになるのだが、愛用の目覚まし時計「チクタックン」がなんと寝た時間に針がとまっているというなんともありがちなネタによって"寝坊"という結末を迎える羽目になったのだ。
「後はピンで止めて…よし完成!!」
とりあえず簡単(?)な身支度を終え、鏡に微笑みを1つ浮かばせ部屋を後にした。
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