詩4

□初恋の終わりに
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大好きなんて言えば

なんて言うのかな



きっと

曖昧に笑う

きっと

嫌われてしまう



悪いことばかり考えて

今日もあなたを見つめてる



奇跡なんて起こらない

なにもしていないのだから

臆病な私はただ

奇跡を待つフリをして

小さな自分を愛していたのだ










「あなたを愛してます」

そう言うには

あまりにも子供だった。




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