詩4

□ビターチョコレート
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甘くて

甘くて

とろけるような

ハート型のチョコレート





あの人の中で

甘くとろけて

消えるはずだったのに

私の手の中に残っている





例えば

空に投げ捨てられたら

太陽が簡単に溶かしてくれたら


いったいどれだけ

楽になれたんだろう?






私はこのチョコと

苦い思い出だけ持って

どこに行けばいいのかな?

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