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□嘘と嫉妬
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ー朝ー
名前「光ー!!早くー。」
財「分かっとるわ。」
名前「ねぇ…。ちゃんとカップルに見えてるかな…??」
財「たぶん見えとらんわ。」
名前「えぇ!?どうしよ??どうすればいい!?」
財「手。繋げばええんとちゃいます??」
名前「なるほどねー。じゃあ手、だして!!」
財「ん。」
名前「光、手ぇ冷た!!お寿司屋さんなれるよ??」
財「なりとうないわ…。」
(発想おかしすぎやろ。)
名前「学校近づいてきたー!!勉強だるいわー…
ってか…光さん??」
財「なんや??」
名前「人の視線が痛いです…。」
財「そんなん気にすんなや。」
名前「噂たつのやだなぁ…」
(てか泣いてる子いるじゃん。
このチャラチャラピアスのどこがいいんだ??
みんな見る目ないぞ。)
財「聞こえとるで。」
名前「悪気はない。」
財「あっそ。」
名前「あ…。」
財「どないした??」
名前「蔵だ…。謙也も千歳もいる…///」
財「なんで手ぇ離すんや??」
名前「ごっ…誤解され、る!!」
財「どもってんの腹立つわ。」
名前「え??」
財「そんなに先輩達に誤解されるの嫌なん??」
名前「私ら付き合ってないもん。」
財「なら約束、守ったるわ。」
名前「どんな約束??約束なんてしたっけ??」
財「手伝ってくれたら報酬やって。」
名前「した!!!」
財「返事早い。」
名前「早く!!早くちょーだい!!」
財「生徒たくさん集まってきたし。ほな、今やるわ。
((チュ…」
名前「…は??」
財「先輩達めっちゃ見とるわー。生徒たちも。」
名前「な///何してくれとんじゃ!!///」
財「ええやろ??俺ら今カップルなんやし。」
名前「あ…。そっか…。いや!!でも…」
財「別にええやん。見せつけたらええんや。
あーあ名前のせいで…。」
名前「え??どした??」
財「まだ俺ら、カップルには見えとらんと思うで??」
名前「え…。それは…、ごめん。」
財「せやから見えるまで付き合ってや。」
名前「どーゆーこと??」
財「説明、めんどいから。」
財「抵抗したら、あかんで??」
名前「ちょ///光!?」