部活
□卓球部で白石
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「湊ちゃんっ!」
やばい、きた。
歌うように私の名前をよぶ絶頂野郎
『ぶちょう!!』
「わかってる、こっち隠れろ!!」
部長に腕を引かれて体育館の階段裏に隠してもらえた。
「あれ、湊ちゃんおらへんの?」
部長が階段裏からゆっくり出てって白石の対応をしてくれた。
「悪いな、白石。今あいつトイレ行っててさ。」
「どこの?」
「行こうとすんな変態。」
「そら傷つくわー。」
へらへらと笑いながらこっちに近づいてくる白石。
やばい、やばいやばいやばい!
「白石、そっちは…」
部長が止めても無視してこっちにくる
やばいって!!!
「知ってんで?今日は階段裏やろ♪」
なんだこいつ!
私にGPSでもつけてんのか!
「あ、みぃーっけ!!」
そう言いながら私を抱き締めてきた。
もはやホラーだよ。
「可愛えなあ…。」
顔中にキスされんのはもう慣れっこで、前みたいにぎゃあぎゃあ騒がなくなったけど割とガチでやめて欲しい。
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