短編集

□小春とユウジに愛される
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「みなとちゃーん!」

『小春ちゃーん!!』


駆け寄ってきた小春ちゃんに抱きついた。


「こらー!俺も入れんかい!」

ユウジにもぎゅうぎゅうされた。


「ユウ君、苦しいわよ!」

『ユウジ!!』


「あー小春可愛え。小春は俺の天使や!」


「ユウ君、みなとちゃんはどうなのよ?」


「どうって、小春の方が可愛えに決まって…」


『ユウ君のばかー!』

「みなと可愛え!!!」


ほっぺをぷくーっとするとユウ君が飛びかかってきた。


『ちょ、ユウ君!?』


おかしいなあ、



「可愛ええええ!!!!」









ユウ君相手にドキドキするなんて。




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