短編集

□我慢するジロちゃん
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むにゃむにゃ


やっぱ屋上で昼寝は最高だC!


『じーろっ』


「みなと!」


ガバッと身体を起こすと目の前にみなと。


そっと手を伸ばすと

『一緒にご飯食べよっ!』


と言われて慌てて止める。



ほんとは抱きしめたい…


「そうだね〜。」



横でお弁当を広げ始めるみなと。

楽しそうにクラスの話してる。

…俺はもっといちゃいちゃしたいCー…。


『じろー可愛い。』

ふわりとみなとが笑った。


もしかして俺、男と思われてない?

いや、俺が好きだから告ってきたんだろうし…。


お箸を置いたみなとの手を握ってみた。


『じ、じろー…?』


「みなとちゃん、膝枕して欲しい〜。」


むにゃむにゃと眠いふりをしてみなとの膝に頭を乗せる。


『じろー…っ』

真っ赤に染まるみなとの顔を見て安心した。


「みなと可愛E…」


『じろ、大好き…。』


そっと頭を撫でてくるみなと。


「俺も、」

ほっぺに手を伸ばして目を合わせると、みなとはぎゅっと目を閉じた。

可愛いー!



そっと唇を重ねたらみなとは真っ赤な顔で俯いてた。


「みなと、」


名前を呼ぶと涙目で見上げてきて、もう可愛いなあ〜。


『じろ、もっと…。』


みなとが首に手を回してきてびっくりしたけど、
俺はみなとといちゃいちゃできて嬉Cー!







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