短編集

□俺はヘタレやない!
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うちは自称浪速のスピードスターと付き合っている。

はっきり言って恥ずかしいよね、その名前。


・・中学生なんだよ?

謙「みなとー!」

噂をすればなんとやら。

『なに?』

謙「なんでそない冷たいんや!」

『えー?そんなことないよ』

謙「いや、あるやん!」

財「謙也さんがあるっちゅーならあるんちゃいますか?」


『光!』

謙也を軽く弄ってたら生意気後輩の光がやってきた。


謙「ほら!なんやねん!俺のときは名前なんて呼んでくれへんかったし、ビックリマークもついてへんかったやん!」

『「はぁ?」』

謙「う・・・やって、、」

『はぁ・・・よちよち』

財「めんど・・・」

謙「な!なにすんねん//」

頭をなでなでしてたら謙也が反抗してきた


『ふーん?じゃあいいよーだ』
今度は光の頭をなでなでした


財「先輩気持ちいいすわ(ニヤ」



あ、光も謙也弄りたいんやなw
『良かった!反抗した誰かさんと違って可愛い後輩で(ニヤ』

謙「なっ!」

『あ、肩揉んであげようか?』

財「いや、いいっすわ俺が揉んだります」


『助かる〜』

謙「・・・」



あ 光意外にめっちゃ上手い!

『これやってるとカレカノみたいだねー?(ニヤ』

財「ほんまっすね俺の方がええんとちゃいます?(ニヤ」

謙「っ!それはアカン!!」

お、今で黙ってた謙也が否定しはじめた。
うっすら涙浮かべて。

謙「彼氏は俺や!お笑いとスピードだけが取り柄やし、ヘタレやから男前な発言も行動も出来んけどっ!俺が彼氏や!!・・・うっ」


ヤバっ泣いちゃった;光も引き気味だよ;

『ご、ごめん謙也!』

謙「・・・っ」


ぎゅーと小さい子を抱きしめるようにした。光は気をきかせて出て行った、ごめん光!


『ごめん!ちょっと弄りすぎた!!』

謙「っ!やっ、て・・・」

『謙也はうちの自慢の彼氏だよ!好き!』

謙「お、ん!好きや!」

『ふふふっ』


俺はヘタレやない!


(・・・これから弄るときは手加減をしなきゃ;)
 

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