短編集2

□騒がしすぎる我が家
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嘘だ





嘘だ





嘘だ





嘘だー!!パッコーンッ!!!!いったー!」


「うるさいねん!アホ!!」


「ちょっ、ひどいよ!謙也くん!!」


「うっさいアホ!去ね!!」


「ひどい!!光ぅ、謙也がひどいよぅ!」


「俺が守ったりますから安心してくださいなまえさん(キリッ」


「黙れ、タラシ猫!」


「うっさいっすわ。似非天然アホ犬」


「な!?ななななななんやと!!」


「そんまんまの意味っすわ」


「……(また始まったよ)」





家の謙也くんと光は犬と猫どうしだからなのかすんごい仲が悪い

これぞまさに犬猿の仲ってやつだ!((まさかの言い切りww

まぁ、喧嘩するほど仲がいいっていうs((ポン

自分の肩に添えられた綺麗な手

…なんだろう、嫌な予感しかしないなぁ





「うるさいアホどもはほっといて俺とええことせえへん?なまえちゃん」


「うーん、激しく遠慮したいなぁ…なんて」





来たよ

我が家のうさぎさん(笑)が





「ほーう、俺の誘い断るん?」


「えーっと、遊びくらいならぁ…いいかなぁ…なんて」





うーっわ、私の意気地なし!!ヘタレ!!チキン!!あ、チキンは謙也だった(笑)

でもしょうがない!だってさー…

目が!目が笑ってないのさ!!このうさぎさん(笑)は!!





「せやろ?俺と遊びたいよなぁ」


「うーん、遊びたい…かなぁ」





あぁ、嬉しそうだよぉ

可愛い可愛い耳がピョコピョコ動いてるよぉ

そして食われる気しかしないよぉ





「じゃ、俺の部屋行こうな」


「……やっぱ無理!!」


「あ!こら!!」





変態うさぎさん(笑)から逃走中

なんか、あれがうさぎって、世のいたいけなうさぎさんに失礼だと思うんだけど…

あれはうさぎじゃなくて狼だよ!

うさぎの皮を被った狼!!





「うあああ!!光ぅぅううう!!」


「なんやねん!なまえ!?俺、光ちゃうわ!!ドアホ!!」


「あ、間違えた☆」





光と謙也くん間違えて抱きついちゃった

こりゃ、重症だww





「謙也!なまえちゃん離すなよ!」


「は?何言っとんのや白石…」


「よしっ、謙也!ハウス!!」


「誰がハウスするか!!」





謙也が私のボケに突っ込んでダッシュで謙也から離れる





「あ!離すな言うたやろ!っち、使えへん犬っころやな」


「おお!?自分いっぺん死ぬかぁ!?白石ぃ!!」


「やれるもんならやってみぃ、クソ犬」


「上等や、表出ろ!変態うさぎ!!」





犬対うさぎの戦いの火蓋が切って落とされた!

実況解説は私!なまえがやらせていただきます!

両者燃えております!!さぁ、どちらが勝つのでしょうか!

…ってそんなことはどうでもいいんだけどね☆





「なまえさん、おやつ食いましょ」


「うん、光♪」


「てか、謙也さんアホっすわ。部長に勝てるわけないやん」


「だよねー」





あ、謙也がこけたww









騒ぎしすぎる我が家




END

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