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□0098:貶されても汚れるな
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買い物にでも行こうか。


そうメールをしてしまって、気づけばすでに時遅し。

送信のボタンを押してしまっていて、中止しようにも送信しましたの文字が躍るケータイ画面。




やってしまった。




やってしまった!





最悪だ、最悪だコレ!!


もし断られたら、というか名無しさんは仕事が忙しいんじゃないのか!!



あああああ、と自分の部屋で後悔していると彼女からのメール用に設定した着信音が鳴る。

出たくない。


というかメール開きたくねぇよと思いつつ急にごめんねまた時間があったらなんて文章を考えていた。






『いいですね、お買いもの行きたいです!
あ、でも赤司さんお忙しいんじゃないんですか?』







主将の権限フル活用で今週の日曜日は休み。決定。もうこの誓いは誰にも邪魔させない。
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