恋愛編

□Preserve
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「またね」って愛しい声が
風に乗って私に届く
もう一度会うこと夢みない
今は涙流すだけ

ただ君だけを
 追い駆けていたよ
いつも一人な君を
私は恋し続けて
 愛しすぎたの
理想が邪魔して

「ごめん」と君は呟き
それは唐突すぎたから
戸惑いなんて
 足の先にもう
転がってしまってたんだ

繋がり・温もり伝わる左手
君の右手は空っぽ
2人で見た未来も
 寄り添った夜も
今は...今は幻想

「好きだった」という
 君の声が響く
君に私はいらない
どうして私は今
 泣いているんだろう
しゃがみこんだ春の日

ただ君だけを
 追い駆けていたよ
いつも一人な君を
愛しすぎた私は
 君を見失った
幻影だけを抱いて


2011.9.26
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