恋愛編

□A DARK CRY
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夢と現実が
僕を惑わせる
目の前のあなたに
僕は見えない
そう気付いた瞬間(とき)
何かが僕の中で破裂した

きっとどこかで諦めていた
僕の存在など
あなたには必要ない
喜びと悲しみを
共にした日が
河のようにこぼれだす

あなたのために
僕は何ができるというの?
追いかけても叫んでも
振り向かないあなたに

僕の使命はあなたの裏切り
隠していたもどかしい
 気持ち(想い)だけ
静かに時間(とき)に
 流していた
あなたの傍で

確信できなかった
僕があなたと
触れることなく
この生命(いのち)が
尽き果てるのを
涙さえ受けられず

あなたのためなら
僕はすべてを
捧げるでしょう
この手の中に入らない
あなたという存在に...

幻影に似てる
振り向かないあなたに

2011.3.23
 

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