恋愛編
□愛謎-ｱｲﾏｲ-
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秋風に揺れる
木々を見つめて
散りゆく無数の葉に
自分を重ねる
地球(だいち)はこうして
廻ってゆくものだから
力尽きたなら
もう戻れないの
腑甲斐ない夢は
一瞬で弾けて
涙流すことにも
慣れてしまってたの
愛が不確かと
知っていながらも
求めることだけにただ
生き甲斐感じてた
手に取れない
あなたの形(姿)は
私を風のように浚ってくの
言葉に出来ない
２人の関係は
長い夜でも
耐えられないだろう
涙を夢みて
ふいに抱き寄せた
あなたの面影
夕暮れに舞いそうで
赤焼けを睨んだ
この世界に神様はいるの？
祈りが届く
楽園は何処なの？
２人で歩んだ路は短すぎて
「愛し合う」ことの
辛さ何なのだろう
誰か教えて
旅路は続いて
私は戻れない
どうして彷徨うか
理解が出来ない
震える心を
もう一度開くなど
意味もないと思う
生命(いのち)哀しくなる
力尽きたから
もう戻れないの
2011.8.4