NOVAL

□Telephone to you dear
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Each telephone call...


中条比紗也作「花ざかりの君たちへ」より


泉「芦屋、早く帰ってこねーと寮のドア閉まるぞ」

瑞「わかってるよ、ホントに佐野はお節介焼きだなあ。この間俺の保護者って言われてたよな」

泉「…(お節介焼く意味も知らねえで。)お前今どこだ?」

瑞「……」

泉「なんで黙るんだよ。」

瑞「言ったら佐野、怒るだろ?」

泉「怒らねえから、言ってみろ」

瑞「……秋葉さんち」

泉「はああ?! なんであいつの家に…」

瑞「怒らないって言ったよね?」




秀「みーずきぃー!!瑞稀から電話かけてくるやなんて、嬉しいわァ!」

瑞「う、うん…」

秀「ん?後ろでなんや煩いなァ、誰かいるんか?」

瑞「え?ああ佐野がね…」

秀「佐野ぉぉぉ!俺と瑞稀の愛の電話を邪魔すんやないで――――!」

瑞「中津…うるさ…あ、佐野!」

泉「中津、お前受話器から声漏れるほどでけえ声出すんじゃねえよ」

秀「佐野〜っ」

泉「もう俺ら寝るから、じゃ」

秀「お、おい、佐野!?もう寝るってどないな意味や!ちょ、佐野!」


(やっぱりこの漫画はこのトリオが一番好きです)
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