ＮＯＶＡＬ
□Ｇｉｒｌ’s talk
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ここは東京・米花市のかの有名な
毛利探偵事務所の上の一室。
つまり、毛利家ってこと。
この時間は酒に酔った探偵がテレビを見て
大声を張り上げているけれど
聞こえてくるのは、楽しそうな少女達の声。
今日は男子禁制のgirlstalk。
園「やっぱ、女の子だけっていいわね！」
青「だよね、男の子いたら
こんな話できないよお。
青子、お腹すいちゃったあ。」
赤「だったら、私クッキー持ってきたの
食べる？」
青「わあ、食べる食べる！
手作り？」
赤「よく作るのよ。あんまり自身は
ないけどね、よかったらどうぞ。」
和「そんなことあらへんて！
めちゃうまいやん、これ！」
蘭「本当、なんか特別に入れてる？」
赤「いえ、普通に…」
園「えっ、嘘…どうしてあたしの作るのと
こんなに味の差があるの…」
蘭「園子、料理教室通ってまで作ったのに
結局京極さんにあげないんだもの！」
和「わ、もったいな！なんで送って
あげへんの？遠慮なんかあかんて！」
園「だって、焼きたてが一番
おいしいじゃない！
それに、海外だし、居場所わからないし…」
蘭「って難癖つけるのよ、園子ってば」
青「帰ってこーいって連絡すれば？」
園「駄目駄目！修行の邪魔しちゃ。」
赤「園子さんて、以外に奥手なのね」
和「それ、言えてるなあ！」