野獣アパートメント

□無条件降伏
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チャンソン「テギョン兄〜テギョン兄〜」

チャンソンが満面の笑みで駆け寄ってくる。

俺はこの笑顔が大好きだ。プライベートのチャンソンはとっても愛嬌があって可愛らしい。
ギャップがありすぎてみんなが惚れてしまうんじゃないか心配してしまう。

テギョン「どうしたの?」

チャンソンは俺の胸に飛び込んできた。
チャンソンを受け止められるのは俺位だろう。

チャンソン「DVD見るから抱っこして!」

テギョン「しょうがないなぁ。はいっ」

俺はソファーに座ってチャンソンを抱っこした。

チャンソン「むふふ〜」

チャンソンはご機嫌だ。
俺の顔もにやけているだろう・・・・・。

チャンソンはスキンシップが好きだ。
でも俺の事を好きなのかは分からない。
ほんとは俺だけにベタベタして欲しいけど、
悔しいから言わない。

でも俺はいつもチャンソンにされるがままだ。

チャンソン「テギョン兄〜眠くなってきた〜一緒に寝よう〜」

チャンソンは見初めたばかりのDVDを止めた。

何の為に見たんだ。

テギョン「はいはい。どこで寝るの?ここ?ベッド?床?」

チャンソン「床!」

チャンソンは床で寝るのが好きらしくリビングにはいつも布団を準備している。
こんなとこで二人で寝てたらみんなビックリするだろうな。

テギョン「布団敷いてあげるからおいで」

チャンソンはニコニコしながらついてくる。

布団を敷き終えるとチャンソンが枕を俺に渡した。




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