野獣アパートメント
□待ちくたびれる
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ジュンスside
テギョンに告白をしてからもう3か月も経ってしまった。
前よりは進展したような気もするけど、
返事はもらえてない。
そりゃチャンソンの事、簡単に忘れられる訳ないけど・・・・。
でも、優しくされるとそろそろしんどくなってきたよ・・・・。
俺の事、受け入れようと努力してくれているんだろうけど、気持ちがないのなら、いっその事突き放してくれたらいいのに・・・・。
せつないよ・・・・・。
俺は部屋で一人音楽を聴きながら脱け殻みたいになっていた。
テギョンが部屋に戻ってきたのも気づかずに・・・。
テギョン「ジュンス兄・・・・・ジュンス兄・・・・」
突然身体がぐらぐら揺れてビックリしてイヤフォンを外す。
テギョンが俺の身体を揺すっていた。
ジュンス「ビックリした・・・なんか言った?」
テギョン「呼んでも反応ないからさ・・・。考え事?」
ジュンス「いや・・・・」
俺は言葉に詰まる。
考え事?じゃねーよ!
誰のせいで悩んでると思ってるんだ。
俺は思わずテギョンを睨んでしまった。
テギョン「怒ってる?」
テギョンがドキッとした顔でこっちを見た。
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