野獣アパートメント

□TikTok
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ジュンスside 


テギョンを待ち続けて3か月。俺の気持ちが届いて、ようやく結ばれた。

こんな切ない気持ち初めてで、何曲歌が出来たかな。
いつか発表したら、きっとファンはびっくりするだろうな。こんな切ない恋をしたのかって。

相手がテギョンだって知ったらどうなるだろうか。

俺は苦笑いする。

テギョンは昨日遅くまで撮影をしていたから、まだベッドの中だ。

こうやって眠っているテギョンを見てると、気持ちが届いたなんて信じられない。
今日は1日休みだからこうやって二人でいれたら幸せだな。

「んっ.....」

テギョンが目をさました。

「兄さん...?」

テギョンが目を擦りながらこっちを見た。

「おはよう。メガネいる?」
「ん...いらない...のに....から.....」

「ん?何?聞こえなかった」
テギョンがなんか言ったけど聞き取れなかった。

「キスするのに邪魔だから...いらない」

そういうとテギョンは口を尖らせて布団に潜った。

はは、可愛いやつ。
女の子慣れしてると思っていたテギョンは意外に照れ屋だ。

「おはようのキスして欲しいの?」

俺はベッドの端に座って布団をめくった。

「ん.....」

テギョンが可愛い顔でこっちを見た。

「おいで」

俺が手を広げると、テギョンは布団から起き上がって胸元に抱きついた。

ぎゅーっとしがみつくテギョンの頭をなでる。

「テギョン、好きだよ」

愛しさが込み上げてくる。
「兄さん....俺も大好き....」

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