野獣アパートメント
□I'll be back 2
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「ねぇ食べていい?」
ジュノ「何を?怒」
「ジュノ@」
ジュノは目を丸くして絶句している。
あれ?引いた?
ジュノは俺の事好きだと思ったのに。
ははっどうしよう。
怒ったような目でジュノは俺を見ている。
ジュノ「ちょっと来て」
ジュノが俺の手を引っ張り歩き出した。
やばい。怒ってる。
そのままジュノの部屋に連れて行かれた。
「ごめんよ〜ジュノや〜」
とりあえず謝ってみた。
ジュノはため息をついてから口を開いた。
ジュノ「この前のキスといいどういうつもり?俺をからかってるの?」
ジュノの目に怒りと悲しみが浮かんでいる。
ああ、本当に怒らせてしまったようだ。
俺はジュノが好きでつい意地悪してしまう。
これじゃまるで小学生の初恋だ。
ジュノ「なんとか言えよ!この前から振り回しやがって。俺はこんなにチャンソンが好きなのに。俺の気持ちを知ってからかってるんでしょ」
そう言ってジュノは一筋の涙をこぼした。
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