野獣アパートメント
□I'll be back 2
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ジュノが泣いた・・・。
俺は事の重大さに打ちのめされた。
可愛いジュノの目に大粒の涙を溢させてしまった。
ごめんね、ジュノ。
俺の可愛いジュノ。
「ジュノ〜ごめんね。傷ついた?こんな風に泣かせてしまうなんて思わなかったんだよ。だから正直に言うよ。」
そう言って俺より小さなジュノの体を抱き寄せると、ジュノはまたしくしくと泣き出した。
「ジュノ〜泣かないで。俺も泣きたくなってきたよ。俺はジュノの事が大好きなんだ。でもいつまでも大人になりきれてなくて意地悪してしまったよ。
ごめんね。嫌いにならないで。ジュノが好きだよ。
一緒にいたいよ。」
ジュノは涙の溢れた瞳を上げた。
ジュノ「俺の事を好き・・?だってチャンソン女の子好きじゃんか」
「昔はね。でも今はジュノの事しか考えられない。
ジュノだけが欲しい。お願い、信じて」
ジュノはしばらく考えてから口を開いた。
ジュノ「浮気したら許さないからね」
ジュノは涙目のままニコッと笑って首を傾げた。
「ジュノ〜」
俺は可愛いジュノをぎゅーっと抱き締めた。
もう離さない。
俺だけのジュノ。
誰になんと言われようと
俺はジュノを愛してる。
こうして俺たちはカップルになった。
俺たちの分かりやすい表情できっとすぐにメンバーにはバレるだろう。
でも俺は負けないよ。
ジュノ愛してる。
続編へ続く