野獣アパートメント

□潔く
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しばらくぼーっとしているとエンディングが流れた。

ジュノ「ふぁ〜お尻痺れた。お風呂入ってこよ。先入っていい?」

みんながオッケーを出すとジュノはチャンソンの髪の毛を触ってから席を立った。髪を触られたチャンソンは嬉しそうな顔でジュノに微笑んでからまた本に視線を落とした。

長い睫毛だな。
しばらく見とれていたが、ふと我に返る。

テギョン「チャンソン。大事な話があるんだけど」

チャンソンが顔を上げた。「ん?」

テギョン「ちょっとここじゃ言えない」

不思議そうな顔をしているチャンソン。

すると何かを察したのかニックンは「俺の部屋今誰もいないよ」
と言ってくれた。

ややこしい部屋割りのせいで俺の部屋にはジュンス兄がいるし、ジュノの部屋にはニックンの部屋からチャンソンが引っ越して来ている。
つまりは今ニックンの部屋しかゆっくり話せる場所がないのだ。

テギョン「ニックンありがとう。借りるよ」

俺はチャンソンに手招きして急いでニックンの部屋へ向かう。

ジュノがお風呂から上がる前に話さなきゃチャンソンに迷惑がかかってしまう。



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