野獣アパートメント
□潔く2
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チャンソン「ちょっ・・・テギョン兄!」
チャンソンは抵抗したが、俺は無理矢理抱き締めた。
テギョン「ごめん・・・今日が最後だから・・・。少しだけこうさせて・・・・」
弱々しく言うテギョンにチャンソンは抵抗をやめた。
こんなとこジュノに見つかったら大変だ。
ジュノなら俺にだって食ってかかってくるだろう。
でも・・・チャンソンが悲しむ。
俺は、ゆっくりとチャンソンを解放した。
テギョン「ありがとう。落ち着いた。もう大丈夫。」
チャンソン「テギョン兄・・・・俺、行くね。目、ちゃんと冷やしてね」
チャンソンは心配そうな顔で出ていった。
終わった・・・俺の恋。
可愛い可愛いマンネ。
ずっと変わらないでいてくれよ。
俺が愛した今のままで。
さよなら・・・・・。
俺は顔だけ洗って部屋に戻った。
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