野獣アパートメント

□始まり
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キーボードの前に座ったまま、ジュンスは黙り込んでいた。

「何も浮かばない・・・」

テギョンはチャンソンの事を吹っ切れたのだろうか。

最近はそればっかり気になって時間を見つけては夢中になっていた作曲にも全然身が入らない。

「今日はもう止めよう・・」

ジュンスはため息をついてベッドに横になった。

テギョンは今日仕事で出ている。
チャンソンと二人の仕事だ。あの二人はなんたかんだヴィジュアル的に絵になるのかセットで仕事する事が多いんだ。

テギョン喜んでるのかな?それとも苦しい?

俺は気分を変えようとキッチンにコーヒーを入れに向かった。

シンクの床にはもう一人、俺と同じ孤独を感じている奴が体育座りしていた。


ジュンス「ジュノ?なにしてんの?」


ジュノは不機嫌そうに顔を上げた。

ジュノ「チャンソン今日仕事」

言いたい事は分かってる。

俺はジュノの分もコーヒーを入れて横に座った。

ジュンス「はい、コーヒー」

ジュノは不機嫌な顔のままコーヒーを受け取った。



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