野獣アパートメント
□始まり
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どういう風の吹き回しだろうか?気を遣ってくれたのかな・・・・。
でも電話までくれるなんて・・・・
俺は頬が緩んでどうしよもない顔になった。
素直に嬉しい。
落ち着かなくなった俺はベッドとキーボードの間をうろうろしては高鳴る胸を押さえた。
テギョン「ジュンス兄ただいま。」
テギョンは手に箱をぶら下げて部屋に入ってきた。
ジュンス「あ、おかえり」
平静を装ってみたけど、バレてないかな・・・・。
テギョン「ジュンス兄お土産買ってきたよ。何にしようか迷ったんだけどさ、美味しそうなドーナツ屋があったからドーナツにした」
テギョンはちょっと照れたように箱をジュンスに手渡した。
ジュンス「甘い匂い。あ、コーヒー入れるよ」
テギョン「ありがと。」
テギョンが着替え始めたので俺はコーヒーを入れにキッチンへ向かった。
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