野獣アパートメント

□100日記念日
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ニックンside


さぁ、予定通りにみんなと別れて二人きりになった。

今日は思い出に残るデートにしたいな。

ニックン「ウヨン、お腹空いてない?素敵なお店を見つけたんだけど行ってみようか。」

ウヨン「うん!行きたい!」
ウヨンは目をキラキラさせている。
可愛いなぁ。

俺はウヨンの、大好き〜って伝わってくる笑顔が大好きだ。

人間誰しも大人になるに連れ失っていく物をウヨンは失ってないと思う。

正直羨ましい。
俺はどっちかと言うと、計算高いとか腹黒いとか言われがちだから余計にそう思うよ。

ニックン「ウヨン〜ここだよ。」

お店は女の子が好きそうな感じの雰囲気だけど、ウヨンならきっと喜んでくれると思う。

ウヨン「うわぁ〜すごいね!可愛い」

ウヨンはやっぱり目をキラキラさせている。

俺も実はこういう可愛い感じ、好きなんだけどね(笑)
二人でおんなじ物を頼んで、仲良く食べる。

ウヨンはずっとキャッキャとはしゃいで楽しそうだ。
こんな姿を見ていると疲れもぶっ飛んでしまいそう。

ニックン「ウヨンこの後なんだけどね。ほんとは1日がかりでどこか連れていってあげたかったんだけど、今日は仕事遅くなってしまったからね・・・。」

ウヨン「クン兄、気にしないで。僕、クン兄と一緒にいられるだけで幸せだよ」
ウヨンは俺を気遣ってくれる。

ニックン「時間はあまりないんだけど、一ヶ所だけ行きたいとこがあるんだ」



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