野獣アパートメント
□無条件降伏
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チャンソン「テギョン兄〜枕は一個ね」
今日はどうやら甘えたい日らしい。
みんなはどう扱っているのか知らないけど、俺はとことんチャンソンには甘い。
たまにジュノにえこひいきだと怒られるけど、どうしてかチャンソンには絶対服従なんだな。
チャンソンは布団に入ると俺にぎゅーっと抱きついて眠そうにしている。
可愛いマンネ。
テギョン「チャンソンおやすみ。」
チャンソン「テギョン兄おやすみ」
二人で抱き締めあって眠りにつく。
幸せだ。
数時間経ち、俺は目が覚めた。ふと顔を上げるとジュノとウヨンが覗き込んでいる。
テギョン「ん・・・?ビックリした」
ジュノ「二人で何してるの?視界に入るんですけど」
ウヨン「テギョン兄はチャンソンを甘やかし過ぎじゃない?」
二人がブーブー言う。
テギョン「焼きもちやいてんの?入る?」
碁石兄弟「いらないっ」
二人はプンプンして部屋に戻って行った。
うちのヤングボーイズは寂しがり屋が多い。
けどなんだかんだ素直に甘えてくるのはチャンソン位だな。
チャンソンを見たらまだスヤスヤ眠っている。
綺麗な寝顔。
羨ましい位整った顔に思わず見とれてしまった。
ああ、チャンソンが俺だけの物だったらいいのに。
俺はバレないようにそっと髪の毛にキスをした。
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