野獣アパートメント
□無条件降伏
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テギョン「チャンソン・・・そろそろ起きよう。バナナの時間だよ」
チャンソン「ん・・・バナナ・・・?」
チャンソンは目を開けた。
眠そうな顔が可愛らしい。まだぼーっとしている。
テギョン「バナナいる?」
チャンソン「ん・・・いる」
チャンソンが答えたので俺はキッチンまで行ってバナナを取ってきた。
テギョン「はい、バナナ」
チャンソンはあーんと口を開けた。
俺はバナナを剥いてチャンソンの口にバナナを運ぶ。
テギョン「美味しい?」
チャンソン「美味しい!」
チャンソンの笑顔に俺も笑顔になる。
俺は完璧にチャンソンに飼い慣らされているらしい。
それでも幸せなのはなんでだろう。
チャンソンの合図一つで飛び回る俺はなんて馬鹿なんだろう。
でも俺はいつだってチャンソンの言葉を待ってる。
無条件降伏。
今の俺のテーマ。
チャンソン、愛してる。
俺、チャンソンになら振り回されていいから。
俺だけを調教して。
end