野獣アパートメント

□待ちくたびれる
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テギョンside


「ジュンス兄!」

部屋を出たジュンス兄を俺は追いかける事が出来なかった。

ジュンス兄を傷つけてしまった・・・。

ジュンス兄が勇気を出して俺に告白してくれたのに・・・。ずっと待っててくれたのに・・・。

涙が溢れた。

俺はチャンソンを諦めてから、ジュンス兄にちゃんと向き合おうって決めて、それから沢山ジュンス兄のいいところ見てきたよ。

いつの間にか毎日ジュンス兄といられるのが嬉しくなって、いつの間にか惹かれていったんだ。

でもなかなか一歩踏み出せなくて・・・・

結局ジュンス兄を傷つけてしまった・・・・。

俺はバカだ。


一人涙を流してうずくまっていたら部屋を誰かがノックして入ってきた。

テギョン「チャンソン・・・」

チャンソンが心配そうに入ってきた。

チャンソン「テギョン兄どうしたの?大丈夫?」

テギョン「大丈夫。ジュノに怒られるから、戻って」
俺は強がってみせた。


チャンソンが俺の前に座った。


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