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□だから豆をまこう。
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ノエルの怒りゲージがますます上がって行くのをおもしろがるようなアルバロは、
最終的に私たちに混じってノエルに豆を投げ始めた。

しかも全力で。

「はーい、ノエル君、行くよー。鬼はー外ー!」


「痛!な、何をするんだアルバロ!鬼は豆は投げないと思うが!?」


「いやぁ、せっかくの花形だし、今日はノエル君に譲ってあげようと思って。」


アルバロが投げる手を止める様子は無い。


「何でそうなるんだ!痛いっこらっいいかげんにしないかーっ!!」


結局一人で鬼役をすることになったノエルはずっと叫んでいたけれど、
私達はしばらく全力で大豆を投げ続けたのだった。
(エストは2、3回投げてから私達の様子をあきれたように見ていただけだったけれど。)



〜深夜、ノエルの部屋にて〜


「痛っ。くそぅ…そろいもそろって本気で投げなくても良いだろう。まったく…痣になったらどうしてくれるんだ…」


体中が痛くてなかなか眠れないノエルのつぶやきは、
誰の耳にも入ることは無かった…



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