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□ひだまり日和
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◇ ◇ ◇
「おい、何してんだよ?」
「何って、ご飯の準備よ?」
私は持って来たものを並べていく。
全部並べ終わると、ラギが怪訝そうな顔で見ているのに気が付いた。
本当に今日が何の日か分かってないみたい。
そんなラギに、私は今日1番の笑顔で言った。
「お誕生日おめでとう!!!!ラギ!!!これからも大好きよ!!!!」
ラギは目を見開いて、
それからみるみるうちに真っ赤になった。
それからそっぽを向いて、
「バカ。んなこと大声で言うんじゃねーよ!」
そう怒ったように言ったけど、耳まで真っ赤だったから、照れてるだけなんだと思う!
その時、ラギのお腹がぐぅ〜って鳴いた。
そこでやっとお昼ご飯のことを思い出す。
「あのね!今日は私がお昼ご飯作ったの!
サンドイッチしか作れなかったし、プーぺさんにもちょっとは手伝ってもらったけど…
ラギの好きなお肉もたくさん入ってるわ!」
「…お前の…手料理なのか…」
やっとこっちを向いてくれたラギはの顔はまだ赤くて、
そして深刻そう。