特別課外活動部×新白連合

□タルタロスと共に
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それはいつものようにタルタロスに行こうとした時の事出会った。

「啄斗。今日は誰を連れて」

「美鶴先輩待って下さい!人の反応が!数3、ストレガかもしれません!」

「ひゃ〜ははは!」

しかし入って来たのは悪魔もとい悪魔のような人間と、何やら歌いながらついてくる奴と、黒髪のショートの女性だった。

「なんだ貴様等は。」

不思議集団か!とツッコミたい気持ちを抑えて美鶴先輩が冷静に対応する。

「貴様等どうやらこの現象に関係してそうだよなぁ。オレ様の怪しげセンサーにピンピン来てるぜ〜。」

「我が麗しの魔王に牙を向ける下賤の輩よ、今すぐ地面に這いつくばりなさい。さもなくばこの不死身の作曲家、ジークフリートが強制的に這いつくばらせますよ?」

このタイミングで歌っていた奴が割り込んできた。

しかし綺麗な歌声だな。

「やってみやがれ!!」

あーあ。順平行っちゃったよ。本当こいつ咬ませ…いや、言わないでおこう。

大剣を首目掛けて横に薙ぎ払う。

「ラララ〜♪」

「いぃ!?…ガハッ!!」

崩れたのは順平のほうだった。

「今俺が攻撃した箇所に喰らった…。何だこりゃ?」

「因果応報のマルチストレイン!!!」

いや、訳わかんねぇし。

「ち、アキ、行くぞ。」

「おっとあんたの相手は私だよ。我が名はフレイヤ。貴様は?」

「私は美鶴。行くぞ!」

何だか乱戦になってきたな。

「さっきから何かが突き出されてくる…一体なんだ?ペルソナか!?」

「ペル…なんだそれは?おい、新島。なんだそれは?」

「知らん!けど何か奥の手みたいなもんだろ。おい、使われる前にしまつしろ!」

あ、あの悪魔新島って言うんだ。

「おい、こうなったらあの歌ってるやつに束でかかって美鶴助けに行くぞ。」

「ん、んー。私に理屈は通じません。貴方方が何人かかって来ても勝ち目はありませんよ。」

こいつには肉弾戦じゃかて無い気がするなぁ。ペルソナ使っちゃえ!

「ナラシンハ、アカシャアーツ!」

「涅槃の追走曲!」

ぎゃあ!ナラシンハが!!

「おい、変なの呼び出すぞ!」

あ、ばれた。

「何!?」

「隙有り!!」

フレイヤが驚いたその瞬間にレイピアを突く美鶴先輩。

しかしそれは一本の棒に止められた。

「何!?こんな長い木の棒に気付かなかっただと。」

私の視線の先に腕を置きその腕で棒を隠していたのか。

「突かば槍、払えば薙刀
、持たば太刀。杖はかくにも外れざりけり。」

まずい、かなり強い。

「貴様等の目的はなんだ?」

「この謎めいた時間を調べて終わらせて残りの仲間を探す事に決まってんだろ!!」

「えっ…?」

そう、この乱戦は勘違いから起こったのだ。

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