・*憧れの先輩*・
□分からない・・・?
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タタタタ・・・
貴方「ハァ・・・疲れた・・・」
もうずいぶん走ったので息が切れていた私。
貴方(こんなにスタミナなかったっけ・・・?)
久々に走ったので足が重くなって動きにくくなっていた。
??「・・・貴方・・・?」
急に後ろから名前を呼ばれ思わずはいと返事をした。
??「覚えて・・・る??」
振り返ると紫の髪をかき上げながらそう言われた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
分からなかった・・・
貴方「・・・ぇ・・・」
私がそういうとその人はフッと笑い、私の横を通りすぎていってしまった。
貴方「あのぉ!!・・・名前・・・!!」
私はとっさに口を開いていた。
??「・・・南沢篤志。
・・・・・・・・・・・・・・・
サッカー部・・・」
そう言うとどこかへ行ってしまった。
貴方「サッカー部・・・??
(サッカー部ならみんな覚えてるのに・・・。あの人は・・・・
・・・
分からない。全く思い出せない・・・)
貴方「南沢・・・篤志・・・(先輩なのかな・・・・?)」
そのとき部活終了を知らせるチャイムが鳴り響いた。