・*憧れの先輩*・

□南沢先輩
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次の日の朝。私は葵と登校中だ。

私は昨日のことを話した。




葵「南沢先輩だけ思い出せないってこと?」


貴方「うん・・・。分からないの。名前聞いても、声聞いても、顔見も・・・。」

葵「う〜ん・・・。ま思い出すって!!」


明るい声で言う。


貴方「え〜・・・。そうかなぁ・・・」

葵「うんうん!きっと話したりしてるうちに思い出せる!」


葵の励ましで少し元気になれた気がした。

ほんとに思い出せるのか分からないけど…


貴方「・・・!!!!」


私は頭にチョップされていた。


葵「あ!南沢先輩!おはようございます!!」

葵があいさつをする。

貴方「ぇ・・!あ!おはようございます!」

私も南沢先輩だとわかって挨拶をした。

南「はよ」

気の抜けたあいさつを返される。
先輩はカロリーメイトを食べていた。


南「・・・・・いる?」


先輩はたべかけのカロリーメイトを差し出してきた。

葵「もらっときなよ〜(笑」

葵がめを細めて見てくる


貴方「い・・・いりません!!」


きっぱり断った。
すると先輩は私たちの頭をなで(たたいて?)行ってしまった。


葵「先輩ってやさしいよね」


急に声を透き通らせて言ってきた


貴方「・・?どの辺から?」

葵「全部全部が」

貴方「!?意味分かんない(笑」



・・・・・あ・・れ??




この会話・・・・なんか前にもした気がする・・・・。


葵「?貴方?大丈夫!?」


顔をのぞきこまれる。


貴方「え・・・・!?あうん大丈夫!」


とっさに答えていた。

次の瞬間。


貴方「・・!!??いったぁ・・・!!!痛い!痛い・・・!!」


急に頭痛に襲われ家の塀にもたれる。


葵「ちょ!!貴方!??どうしたの!!??」

葵がひっしに聞いてくる。
しかしそこで私の意識は飛んで行った・・・。

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