・*憧れの先輩*・
□思い出した
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貴方「・・・・・・ここは・・・?」
私はチャイムの音で目を覚ました。
先「あら。気がついたのね」
保健の先生がやさしくほほえむ。
先「あなた学校に来る途中急に倒れたそうね?空野さんがおしえてくれたわ」
貴方「葵が・・・?」
私はふと横を見ると葵が心配そうな顔をして座っていた。
葵「どうしたの?きゅうに・・・」
貴方「(そっか・・・私倒れたんだ・・・)あぁ・・・ぇっと急に頭痛くなってさ・・・(苦笑」
私は少し笑って見せた。
葵「笑い事じゃないでしょ??どれだけ心配したと思ってんの!」
葵が血相を変えて言った。なんか半泣きだ。
貴方「ごめんごめん!でもしんぱいしてくれてありがと・・・!!!」
葵「あたりまえでしょ!親友なんだから!」
さっきとは全く違う表情で笑っていた。
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その後、私は教室に戻り授業を受けることになった。
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キーンコーンカーンコーン・・・・・
2時間目を知らせるチャイムが鳴り響いた。
先「えーーー。今日は3年生の一日教師体験の日だ。そこで二人の3年生に来てもらったぞ」
貴方(一日教師体験・・・そういえばそんなのあったような?)
先「南沢篤志と三国太一だ」
貴方「・・・・!?」
びっくりした。
思わず2度見してしまった・・・。
なんでよりによって先輩なのぉ…??
先「じゃぁはじめるぞー。えー…ワークの28ページをやれー。先生はちょっとプリント刷ってくるからなー。お前たち2人頼んだぞ」
2人「はい」
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貴方「・・・・・?(やば・・・マジ分かんない・・・)」
私が頭を抱えて悩んでいると誰かが横に来た。
まさかと思いおそるおそる見上げると
南「何?分かんないのか?」
そんなのも分からないのかみたいな目で上から見られていた。
貴方「・・・ぃゃ・・・」
そういった時にはもう先輩の顔は間近にあった。
下を見ていても右目の端の視界にちらちらと映る紫の髪と整った顔のせいで何も言えなくなってしまっていた。
貴方「・・・・////////」
南「何?ドコが分からないんだよ?」
貴方「・・・ここの問題です・・・」
いつの間にかそう答えていた。
南「ああここは、この数式をこっちに移行してこの状態で解くんだ」
貴方「ああなるほど!
これでいいんですか!?」
私はすぐさま数式を解いてみせた。
南「!!・・・お前計算速いな・・・」
驚いた表情でこっちを見る先輩に私は少しドヤ顔をした。
そのあとがんばれと言って前の方に行ってしまった。
松「貴方ほめられてたね♪」
隣の天馬くんが楽しそうに言ってきた。
貴方「きいてたの?」
松「聞いてたっていうか・・・聞こえたって感じ」
貴方「同じじゃん(笑」
そのあと天馬くんはクククッと笑って自分の机に向かった。
そしてなんとなく前のページを見ると端の方に「がんばれ」と書いてあった。
私は書いた覚えがなかった。字体も違っていた。
貴方「・・・・・っ!!!!!」
また急な頭痛。
しかもさっきよりもひどい。
その瞬間頭の中に、南沢先輩と話している私や、部活をしている姿などが映し出された。
その後もたくさんの出来事がまるでスライドショーのように映った。
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思い出した・・・
全部。全部。・・・
先輩のこと・・・全部。
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ガララッ!!!・・・・・
貴方「!!・・・(先生か・・)」
プリントが配られ、授業が終わった。
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その日は何をしたかよく覚えていなかった。
貴方「・・・もう・・・部活か」
先輩になんと言ったらいいのか分からなくてしばらく教室で外を見ていた・・・。
。・*・。・*・。・*・。・*・。・*・。・*
は〜ぃ
さきちぃでーす(´□`)Y{ィェィ
今回ついに南沢先輩思い出しちゃいましたっ
さ「おめでとう南沢先輩!!」
南「あぁ〜〜〜!!やっときたょ・・・!!((泣」
さ「でもこの先どうなるか分かりませんよ??((黒笑」
南「えぇ!?そんなヒドイ!!!」
さ「それいじょう喋ったらキャラ破壊させますよ?」
南「やめたまえさきちぃ!そんなことしたらオレのファンが泣k((殴
さ「ま貴方ちゃん楽しみにしてて〜〜〜」