・*憧れの先輩*・

□もう一回
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先輩になんて言おう・・・
そんなことを考えながら10分ほどぼーっとしていた。


――――ガララッ!!!・・・・・・・・


貴方「・・・!!!!!」

静かな教室にドアのあく音が鳴り響いた。


貴方「・・・南沢先輩・・・」

そこには髪をかき上げながらドアにもたれかかる先輩がいた。


南「部活いかねーのか?」

不思議そうな顔をして聞いてきた。
相かわらず髪をいじっている。

貴方「・・・ぁの・・・」

私の口が勝手に開いた。
南「なに?」

髪をいじる手を止めこっちを見る。


貴方「思い出したんです・・・・」


南「・・・なにを?」


貴方「・・・先輩のこと・・・




全部です。」


私は今までそらしていた目線を先輩の顔に合わせた。


南「まじ?」

先輩の顔がほんの少し青ざめた気がした・・・。
貴方「私・・・嘘嫌いなんです」

きっぱり答えた。
先輩の顔がひきつった・・・


・・・ような気がした。



南「・・・あの日のことも・・・か?」

少し震えた声で聞いてきた。


貴方「・・・はい」


あの日のことと言われてすぐ事故のことだと分かった。

南「はぁ〜・・・・」

先輩は小さくため息をしてこっちに来た。
いつもは上がっている眉が少し下がり気味になっていた・・・。

南「ごめん・・・オレのせいで・・・」

そういって肩をつかまれた・・・

貴方「先輩のせいなんかじゃ・・・!!」

その瞬間、私は先輩の胸の中にいた。

貴方「!?・・・先輩・・・ぁの・・・」


甘いにおいにつつまれながら私は泣きそうになっていた。

・・・・・・・・・・

先輩は


・・・




―――−―泣いていた・・・。
震えている体がそう教えているようだ。

貴方「・・・せん・・ぱい・・・泣いてるんですか・・・?」

おそるおそる聞いた私の声は震えていた・・・。


南「・・・もう一回」

貴方「・・・ぇ?」

南「もう一回あの日の言葉・・・言って・・・」


あの日の言葉?一瞬そう思ったがすぐに分かった・・・






----------------


告白・・・・



今伝えたら私は幸せになれる・・・?

そんなことを一瞬の間にたくさん考えた・・・


たくさん、たくさん・・・


そして口を開いた。


貴方「私、先輩の・・・



・・・彼女になりたいんです」



南「・・・いい・・よ・・・

いいよ・・・!!付きあおう・・・・」


先輩の声が明るくなった気がした。

その途端、私の目から涙がこぼれ、先輩の制服の中へと消えていった・・・・。


。・*・。・*・。・*・。・*・。・*・。

さきちぃでしゅぉ〜

告白シーン難しいにょっっ(@皿@”)

自分で書いてるのに
「はよゆぇや!!」
ってなる←


そんな私はさきちぃでーーーーs((殴

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