カルテ

□読書リスト
1ページ/6ページ

「アンネの日記」

この本は十代のうちに読んでおきたいと思っていたのでやっと読む事が出来、感無量の気持ちです。
13歳から15歳まで二年間に渡り書き綴られた日記。本当に15歳が書いたのかと思う程、説得力がありしっかりした文章にはただ驚くばかりです。

アンネ・フランクについては小学生の頃から本やTVなどで知っていましたが「アンネの日記」を読み初めて彼女の肉声に触れる事が出来ました。
同じ十代として共感出来る部分が沢山あって、アンネの言葉に頷かずにはいられません。

「私の望みは死んでからもなお生き続けること!」と日記の中で彼女は言います。
その言葉の通り、アンネは人々の心に私の心に生きています。

ユダヤ人迫害により僅か15歳でこの世を去ったアンネ。
哀しいのは第二次世界大戦当時、日本はユダヤ人を迫害したナチス・ドイツと同盟を結んでいた事…。忘れてはならない事実です。

およそ60年もの時を越えて私の元に辿り着いた「アンネの日記」。
この本がこれからも多くの人々に読み継がれていく事を願っています。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ