short&request

□人の話聞けよお前ら
1ページ/1ページ


設定、
ヒロインはリコの連れで不規則マネ
なんでもかんでも器用貧乏。
よくリラっ○マの着ぐるみを着ては、試合中応援している。

今回は、試合後のお話ですね、
ぐだぐだw












「維香、あなた一体何したのよ」

「…汗」

我らがお母さん…じゃなくてカントクのリコちゃんが呆れたような口ぶりで話しかける

リコの目の前には、先ほどまで敵として試合をしていた緑間がリラッ○マを抱えていた。
だが、これはただのリラッ○マにあらず、この中には維香が入っているのだ


「む、これはリ◯ックマじゃないのか」

「違います、僕の維香先輩です」

「なにが'僕の'よ
それより早く維香を返しなさい」

すかさず何時の間にかやってきた黒子がつっこんだ、
しかしそれをまたリコがつっこむ。

「‼維香先輩は僕と約束「どんな約束したんスか黒子っち‼」…秘密です」

「(困ったな)」

だんだんと増えていく人達に、維香は困っていた。






いやね?否定したいよ?けどね、声が出ないのよ…

なんでって?

リラッ◯マの着ぐるみを着ているからよ、大変なのさ こう…ね?


知らない人に抱き締められると。





事の始まりは、秀徳との試合が終わって食べに行くかーとか話している中
私が一人着ぐるみから開放しようかなと出口から出た時に知らない緑色ののっぽ君がいきなり
『クマか…やはり大きさに勝るものはないのだよ』
とかいってさり気なく近寄って来て
そのうち去るよね、とか思ってたらベタベタ触りだし挙句の果てに抱き締められるという訳だ



「ほら、維香ちゃーん帰るわよ」

「ちゃん…?
もしや女なのか⁈」

「いや、今更すぎるぜ真ちゃん」

「どこから湧いてきたのだよ高尾」

「なにこのお呼びではありませんっ的な

つか、俺その維香ちゃんの顔知りたくてさー」

「あ、そういや間近で維香っち見たことないっス」

突然参戦してきた、高尾?さんがダメかなぁーとクマ顏の私に聞いてくるけど…(ついでに黄色君から期待の眼差しを感じる)


返事ができないのよ‼察してよーっ‼

「え、ちょスルーっスか⁉
維香っちはそんなことないっスよね⁈」

〈…いい加減にしろよ?〉
何にも気づかない奴らに
くわっと効果音が付きそうなくらいに振り向いた

「怖っ‼」

「うるさいのだよ」

お前はまず降ろせよ…
高い高いとか恥ずかしいんだからな


心の中で毒づいても意味はなく…
私はうな垂れた、あー誰か助けて

その時、黒子君が近寄ってこう言った







「…維香先輩生きてますか?」

いえ、死んでますよ黒子君。






(とにかく‼)((っ‼))(君は維香を降ろせ‼)(リコちゃんかっこいー)

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ