声俳優学園

□始まり
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始まり










すべては両親から始まった。


父「お父さん転勤するから、学校は転校な。」

『なっ、なんですとぉー!』

母「仕方ないじゃない。その変わり、いい学校よ。」


そう言って、お母さんは一冊のパンフレットを持って私に見せた。


『何々?声俳優学園…?この人が校長先生…』

母「イケメンな先生も居るみたいよ♪」

父「よかったなぁ、沙羅!お前はイケメン好きだからなぁ!」


いやいや、元はお父さんの転勤で行く学校なんだから…
それにお母さん、なんでちょっとノリノリなんだよ…


母「あ!この人とかどう?」


そう言ってお母さんは写真に指差した。名前は森川智之って書いてある。


『確かに…カッコイイ…//』

父「ウチに連れて来なさい」

『まだまだ早いだろっ!』

母「いつでもいいのよ」

『だから、話が早過ぎるってば!』


私は一通りパンフレットを見た。一人一人写真と名前が載っていて、意外と見やすいパンフレットだった。でも、気になるのが…


『も…森川…智之…//』


写真を見ただけで一目惚れをしてしまった。今まで一目惚れなんてした事がなかった。


『森川智之さんってどんな人なんだろ〜』


校長先生から一言書いてあった。それを見てみた。


校長「森川君にはギャップ萌えがある!数学の時の森川君と、体育の時の森川君…気にならないか?」

『……用は入学して刮目せよ。という意味ですね。わかります。お?こっちの人もなんか書いてあるぞ?』


中井和哉と書いてある所も見てみた。そこには…


校長「中井君はねー、とにかく英語の発音がバツグンなんだよ!…気にならないか?」

『校長…抜群ぐらい漢字で書こうよ。英語か…苦手だな。
まぁ、何はともあれ楽しみだなぁ…』


入学式は明日だったな…

って、明日ぁぁっ!?
展開はえーよ管理人っ!!
 

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