Axel Cafe
□初出勤
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初出勤
私は携帯のアラームより早くに起きた。色々と用意していると、携帯に電話がかかってきた。画面を見ると森川さんからだった。私は即座に出た。
『もしもし』
森川「あ、森川だけどもう起きてるかな?」
『はい。今身支度しています。どうかしたのですか?』
森川「いや、起きていたらそれでいいんだ。」
電話越しでもわかるちょっと焦った感じの声。どうやら森川さんは私がまだ寝てると思い、電話をくれたらしい。
森川「ちゃんとしてるんだな!偉いぞ、沙紀!」
『子ども扱いしないで下さいよιあ、そろそろ家出ます!』
森川「わかった。じゃあ、またあとでな!」
電話を切ると、すぐ私は家を出た。