□土方さんハピバ☆
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5月5日、今日は土方さんの誕生日。

誕生日ってのは、
普通ならめでたい日なんだけど。
俺にとっちゃあ、
土方さんの誕生日ってのは厄日で。

俺は今年も切羽詰まってます。


「ちょっ!待って!土方さん待って下せぇ!」

「あ?なんだよ?」

焦る俺をさっさと組み敷いた土方さんは、
ニヤニヤと嫌な笑みを浮かべて見下ろしてくる。
その手には針金が握られていて。
嫌な予感に冷や汗が頬を伝う。

「アンタまさかそれ」

「誕生日には何でも一つ言うこと聞いてくれるんだろ?」

ずっと前、まだ小さかった頃に土方さんとそんな約束をした。
したけど!
前にも一度針金の辛さを体験してるから、絶対に針金だけは嫌だ!

「嫌!針金だけは嫌でさぁ!」

「んだよ、総悟。約束破んのか?」

不満げな顔をした土方さんに夜着を無理やり剥がれそうになって、
俺はますます焦る。

「針金はほんとっ嫌!
これならまだアンタの飲んだ方がましでさぁ!」

途端にピタリと土方さん手が止まり、
俺は思わず自分が口走った言葉を後悔する。

「へぇ〜」

口の端をニヤリ歪めて、土方さんは愉しげに笑う。

「俺の飲みたいのか。
そっかそっか、だったら満足するまで飲ましてやるよ」

「あっ!ちょっと、待っ!」

いきなり土方さんに腕を引っ張られて。
胡座をかいて座り直した土方さんの前に、四つん這いにさせられた。

「ほら、早くしろよ」

こっちの気も知らないで土方さんは愉しそうに言う。
けど、ここでもう一度だだをコネれば確実に針金決定だ。
悔しいけど、覚悟するしかないか…

土方さんの夜着を捲るとそこはもうすでに半勃ちで。
下着の中からでも、その存在感を十分に発揮している。

ゆっくりと下着の中から土方さんの雄を取り出して。
まだ少し柔らかいそれを、行為の時に土方さんがやってくれるのを真似て手で刺激する。
片手じゃあとてもじゃないけど無理だから、
両手を使ってカリの所を重点的に扱いていく。
すると気持ちいいのか硬度が増してきて、
先走りが溢れ出しはじめた。

「ほら、手だけじゃなくて口も使えよ」

心なしか息を弾ました土方さんに促されて、
生まれて初めて他人の雄を舐めた。
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