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□夏と君と。
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夏休み。
朝から蝉の鳴き声がうるさいくらい響いてて、私は目を覚ました。
目を覚ますと、汗で体がベトベト。
「はぁー・・・」
今日は午後から補習があるから、シャワー浴びて学校行こう。
去年までの私だったら、夏休みの補習なんて面倒なものでしかなかった。
でも、今年は違う。
私は胸を躍らせて準備を始める。
学校だから制服で行かないと行けないのは残念だけど。
気合入れて行く!!
-補習教室-
に、入るとすぐに、彼を見つける。
「綱吉くんっっ!」
今日は、補習で獄寺君の邪魔も入らない。
「ああ、愛華ちゃん。おはよう」
優しい笑顔で、私に笑いかけてくれる綱吉君。
「おはよう♪♪」
それだけで、私の心は舞い上がる。
夏休み終わる前までには、
この気持ちを、綱吉君に伝えたい。
夏と君とこの教室で。
END
→作者後書き