拍手&リク

□ココア
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※青黄+キセキ




「赤司っち!」


「黄瀬か。どうした」


「ちょっと青峰っちと飲み物買ってくるっス!」


「…まあいいだろう。午後の練習は13時からだ。絶対に遅れるな」


「了解っス!じゃ、行ってくるっス!」


「ああ、気をつけてな」


「はーい!」



*******************



「黄瀬君と青峰君、遅くないですか?」


「まったくなのだよ。あと10分で練習が始まるというのにあいつらは…!」


「お菓子でも食べてるんじゃな〜い?」


「それはお前だけなのだよ!」


「1秒でも遅れたらロードワーク3倍かな♪」


(((青黄終了のお知らせ…!)))


「ただいまーっス!」


「わりー少し遅くなったわー」


「よかったですね二人とも、危うくロードワーク3倍でしたよ」


「うえっ…マジっスか。危なかったスね…」


「飲み物買うのにどうしてこんなに時間がかかったのかな?」


「あ、赤司っち…その…近くのスーパーまで行ったんスよ…ごめんなさいっス…」


「スーパー?」


「学校の自動販売機では駄目だったんですか?」


「実は…今日の青峰っちのラッキーアイテムがココアだったんス
で、校内の自販機にはなかったからスーパーまで行ってきたんスよ」


「ラッキーアイテム…緑間君、いつの間に黄瀬君をおは朝信者にしたんですか?」


「してないのだよ!」


「違うっスよ黒子っち。たまたま今朝おは朝うらない見ただけっス俺があんな信者になるわけないじゃないっスか」


「あんなとはなんだあんなとは!大体、貴様はいつもいつも…」


「口うるさい緑間くんはほっといて、」


「おい!」


「ということは、青峰君のラッキーアイテムを買うためにスーパーへ?」


「そういうことっス!」


「俺は別にどーでもよかったんだけど、コイツがどーしてもっつーからな
ま、仕方ねーからついでに俺もメシ買いに行ったんだよ」


「さっき食べたばかりだろう!」


「あんなんじゃ足りねーよ。成長期ナメんな」


「だからといって食べ過ぎは良くないのだよ!!」


「うっせーな。お前は母親かよ」


「ねーお菓子はー?」


「ごめんス紫原っち。お菓子はないけどココアならあるっスよ。皆で飲も!」


「ん?青峰のラッキーアイテムなのにいいのかい?」


「皆で飲もうと思って1リットルサイズ買ってきたっス」


「ご丁寧に紙コップまで…」


「さ、どうぞ!」


「ありがとう…っ温かい…?」


「つめたーいじゃないのだよ」


「へへーん、最近寒くなってきたからホットっスよ!」


「え、でもパックって普通ホットで売ってますか?」


「黄瀬ちんが温めたとか?」


「ブフッ」


「ちょっ…んなわけないっスよ!!そして緑間っち吐き出すなんてひでーっス!」


「仕方ないです。さすがに僕も戻しそうになりました」


「黒子っちまで!」


「スーパーの電子レンジ使って温めたんだよ。だから安心しろ」


「なんなんスかみんなして!」


「温めるといっても、まさかこのまま?爆発するんじゃないか?」


「いやいや、ちゃんと紙コップでやったっスよ?」


「「「「は?」」」」


「いや〜最初プラスチックので温めたら溶けちゃって大変だったっス」


「え…黄瀬、くん…?」


「まさか…」


「紙コップに入れて全部…」


「温めたの〜?」


「正解っス!」


「ふーん(ゴキュゴキュゴキュ」


「…」

「……」

「………」


「え?え?なんなんスかこの沈黙は!?」


「いや、ちょっとびっくりしただけです…」


「黄瀬、一応詳しく聞かせてくれるかい?」


「?いいっスよ?まず、紙コップを買って中身を取り出す」


「……」


「ココアを全部注ぐ」


「あ、ちなみにこのサイズで7個分な」


「……」


「で、電子レンジに入れて温める」


「結構シュールだったよな。なんかww」


「そうっスねww」


「……」


「温め終わったココアをパックに戻して完成っス!」


「……」


「あれ?みんなどうかした?俺、変なこと言った?」


「あったことありのまま話したぜ?」


「馬鹿ですね」
「馬鹿なのだよ」
「馬鹿だよね〜」
「馬鹿としか言いようがない」


「ええっ!?なんでっスか!?」


「おいおい、せっかくの黄瀬の努力を馬鹿呼ばわりすんなよ」


「青峰っち…優しいっス!」


「あたりめーだろ。それに、俺のためにここまで頑張ってくれたしな
今日はお前の気のすむまで1on1やってやるよ」


「やったー!青峰っち大好き!!」


「よし、さっさと練習始めようぜ」


「今日はいつも以上に頑張れる気がするっス!」


「かはっ、練習でバテんなよ」


「青峰っちこそ!」


「言っとけバァーカ」



((((これだから青黄は…!))))




その後、調子に乗りすぎた二人が赤司様から愛のムチを受けたのは言うまでもない



*******************


一つ前の拍手で最後打ち込み忘れが…お恥ずかしい(/ω\;)
すみませんでした(´Д`;)ヾ


このお話はほぼ実話に基づいてますww

うちの部の百合っぷるがですね(←ぇ)部活中飲み物買いに行ったんスよ
で、帰ってきたと思ったら(大分遅かったですw)パックのココア買ってきてですね…
片方の子のラッキーアイテムがココアだったらしいのですよ
あとは全く同じですwww


久々にちゃんとして青黄が書けたよ…!←んなわけない



拍手ありがとうございました!(●´∀`●)/



121018〜121130




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