薄桜鬼・もしもシリーズ
□もしも○○だったら@沖2
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もしも沖田総司がデジカメだったら…
今日はホントにいい天気。
桜は大分散って葉桜になってきているけど…
散る桜だってホントにきれいだ。
一面の花弁の海。
そんな海で僕は**を泳がせたいんだ。
「**ちゃん、そこの桜の木の下に立って?」
やっぱり。
でもそんな桜と**ちゃん、よくあってる。
「じゃあ、そこに座って?」
「足開いてこっちに見せて?」
「自分を解放しちゃおう?」
だって君の解放された姿を目に焼き付けたいから。
「自分で触ってみたら?」
「**ちゃんの花弁と、桜の花弁…どっちかわかんないよ?あ、でも**ちゃんのは蜜がすごいや。」
モノ欲しそうに見る**ちゃん。
僕は絶対に触らない。
ちゃんと。脳裏に・目に焼きつかせるまでは、手を出したらいけないんだ。
ビデオ新八さんみたいに最初から最後まで全部撮って、後から編集すればいい…っていうような単純なものじゃないんだ。
僕は。
彼女の一番きれいな姿を…
見逃さないように。
まぶたのシャッターを切る。
「ねぇ。もっと自分で触っていいんだよ?何遠慮してるの。」
「ここには誰も来ないから、思う存分…」
「乱れなよ」
「僕がずーっと見ててあげるからさ。」
「ほんと、君って淫*乱だよね。」
「そんなこと言われても、喜んで花弁がヒクヒクしてるし。」
「そんな顔したって駄目。」
「…」
「っく…ったく…がまんできなくなっちゃったじゃん」
「しょうがない。僕も奥の手を使うしかないか…」
「新八さんとは同じ手を使いたくないけど…」
「ムービーモード」
「これですべての君を僕に保存できる。」
「だから今日だけは君とともに、桜の花弁の海に溺れることにするよ。」
「君の一輪の花も…よーく見せてね。」