薄桜鬼・もしもシリーズ

□もしも○○だったら@斎2
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もしも斎藤一が、



枕だったら…









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顔色が悪い**を部屋まで連れて行くようにと副長に頼まれ、




連れてきたのはいいものの…






**を布団へ寝かせると、少し熱っぽい潤んだ瞳で見つめられ




俺はその場から動けなくなった。






そばへ近寄ると**のスッと細長い腕が俺を求めるように宙をさまよう。







**の顔の横へ腰をおろすと、まるで子猫のようにすり寄ってくる。




そんなこいつが可愛くて胡坐をかいた膝をポンポンと叩き**に膝枕を促す。




ニコニコと俺の膝に頭を乗せ、見上げる**。





俺は照れ隠しのように**の頭をなでると、気持よさそうに目を閉じる。








スースーと可愛らしい寝息を立て始めた**。





寝顔を間近で見る事もない。








高く結われた長い髪であらわになるうなじ。




そこから出るおくれ毛。




長いまつ毛に、耳にあるほくろさえ艶っぽく感じてくる。




さらに追い打ちをかけるのが、




着物の間から、ちらりと見える胸の谷間。







こんな無防備な姿を見せられて、何も感じない男などいまい。




少しずつ中心に血液が集中していく感じを覚えつつも、必死で他の事を考えようとする。







「そうだ。他の事を考えてコイツを鎮めないと…」




「そういえば何故このような事に…」







「!!」








「もしかして、俺は…俺は…まさか、こいつは…俺の事を…」









「!!まて!!」























「俺…枕だった…」






本能に従い膝枕をし、本能に従い**も頭をのせた…

















「それだけだ!!男・マクラ斎藤一。よからぬ期待をするな!!」
















次第に顔色も良くなる**にホッとするやいなや、




膝の上でゴロゴロ寝返りを打ち始める**。







「…!!」







敏感な部分を頭でグリグリされ鎮まりかけた俺のソレがまた疼き出す。




質量を増した俺の象徴が**の頭にぶつかり眠りの妨げになっているようだ。







「これ以上は…俺がまずい…」







布団のへ降ろそうと頭と体に手を添え覆いかぶさるように静かに布団へ寝かす。






「さ…早いうちにこの部屋から出……!!!!」












何故…













「俺は**に抱きしめられているのだ!!!」





「ちょ…離れてくれ…」







上半身は**の腕に抱きしめられ、




下半身は細く長い脚が絡みつく。




俺の胸には**の顔。




漏れる吐息が俺の肌を這う。








人肌が気持ちいいのか頬を俺にすり寄せる**。




すり寄せる先には俺の胸の頂。









「クッ…」





「そ…そうだ…俺は…」




「この特権を利用しないでどうする…」
















「俺は抱き枕にもなるダブルサイズの枕だ!!!しかも通気性のいいヒノキだ。」







「こんな密着…しかも**からしてくるなんてなかなかないぞ…」






「他のやつら…羨ましがるだろう…」






「さ…これから看病という名の添い寝…いや、それだけではコイツはおさまらん。」








「さて。どういたぶろう。」








「ふッ…目を覚ました時…驚くだろうな。」










「見ものだ…」

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